「読む代りに見る」演劇の印象

 以上の要素によつて組みたてられる「演劇」のうち、その「かたち」として、どの要素が比較的大きな地位を占めるか、どの要素がとくに強調されているか、によつて、演劇の性格が非常に変つて来るのである。 例えば、戯曲本位であれば、それは文学的な匂いの強い、「読む代りに見る」演劇の印象を受けかねないし、また、...

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戯曲は、脚本または台本ともいい

 戯曲は、脚本または台本ともいい、近頃はテキストという言葉も使われている。つまり、文学としての物語の要素である。 俳優は、その肉体的、精神的条件のすべてをもつてする、科(しぐさ)と白(せりふ)とが、いわゆる演技の実体である。 舞台とは、演技の演ぜられる、ある限られた空間であつて、これに必要な舞台...

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才能ある新作家のあるもの

 それ以来といつてもいいが、才能ある新作家のあるものは、特に「ファルス」の名を冠した劇的作品を発表するようになり、日本にもその余波が伝つて来たように思われる。「ファルス」の「喜劇味」は、むしろ、「道化味」と称すべきものであることが、最も大きな特色であろう。度外れた誇張によるとぼけた可笑味、きわどさ...

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